このドキュメントは、以下の前提で書かれています。
Ubuntu Server は apt によってパッケージを管理しています。ソースからコンパイルして導入することもできますが、管理が面倒なので apt 使っちゃいましょう。
パッケージの導入にはroot権限が必要なので、sudo を利用します。
sudo apt-get install apache2 mysql-server ruby libapache2-mod-ruby unzip ruby-dev libmysqlclient-dev rubygems
Note
途中、MySQLのrootパスワードの入力を求められます。最低でも英数8文字以上の組み合わせで設定し、パスワードを覚えておきましょう。
次に、ruby から MySQLに接続するために必要なものを導入します。
sudo gem install mysql
データベースに接続するユーザを登録します。
root ユーザで接続することもできますけど、やめておいたほうがいいと思う...
mysql -u root -p
mysql > GRANT ALL ON [Database名].* TO '[ユーザ名]'@'localhost' IDENTIFIED BY '[パスワード]';
例:
mysql> GRANT ALL ON dodontoF.* TO 'tiltowait'@'localhost' IDENTIFIED BY 'Sx/TpkcllBE9s';
Warning
このSQLをそのままの形では絶対に利用しないでください。ユーザ名、パスワードは変更してください。
Note
パスワードについて
パスワードは複雑なパターンのものを用いるのが推奨されますが、即座に思いつくのも難しいものです。そんなときには mkpasswd というコマンドがあります。興味があれば調べてみて利用してくださいね。
ln -s /var/run/mysqld/mysqld.sock /tmp/mysql.sock
ruby がインストールされている場所を調べます
which ruby
Note
大抵の場合は下記です。
/usr/bin/ruby
下記のファイルの先頭第一行を書き換えます。 詳細はどどんとふのマニュアルを読んでください。
DodontoFServer.rb WebCameraCaptureImageUploader.rb
ウェブサーバとして公開するディレクトリにDodontoFのソースをコピーします
FTPやSCPなどでコピーしてもいいし、サーバ上でzipファイルを解凍して
それをコピーしてもよいです。
以下は一例です。
sudo mkdir /var/dodontoF
cd ~
cd DodontoF/
rm src_actionScript.zip
sudo cp -Rp * /var/dodontoF/
詳しくはどどんとふのマニュアルを読んでください。
以下は、前述した場所でファイルを展開した場合です。参考になれば。
cd /var/dodontoF
chmod 755 DodontoFServer.rb WebCameraCaptureImageUploader.rb saveData imageUploadSpace imageUploadSpace/smallImages saveDataTempSpace fileUploadSpace replayDataUploadSpace
chmod 666 log.txt log.txt.0
ウェブサーバで認識できるように設定を追加します。
以下は、前述した場所に展開した場合の一例です。/etc/apache2/sites-enabled/default を書き換えています。
あとは、apache2を再起動してください。